ましろ blog

~自己完結型ADHD人間の生態と備忘録~

バイト代も入ったので髪を切りにいく。が

美容室がすごく苦手です。ADHDの私はこだわりが強くて融通が効かないところがあるので困ることがあります。特に思い入れの強さが半端ないこと。子供の頃から「思った通りに出来上がってない」と何度家で泣いたことか。大人になっても泣くまではいかないけどすごく、すごーーく、がっかりします。

あれこれ迷って決めた髪型の写真を、それでも候補を二つほど足して持っていくのですが、まず断られます。「髪質が」「量が」「痛み具合が」「シルエットが」「写真の通りになりませんけど、いいですか」と来られたらもうパニックにしかなりません。髪を濡らしててるてる坊主状態で椅子に固定されてるだけでも辛いのに全否定されて、さらに「ダメだけど、どうする?」って決断も迫られるのですよ。どうしますって言われても。それで私は人の話を頭の中で想像するのが超苦手なので、ここをこうしてこうこうこう、みたいに説明されてもさっぱり頭に残りません。それをやったらどういう仕上がりになるのか、健常者の人は理解できてるんでしょうねアレは。あのシステムが変わらないってことはきっとそうなんですよね?私には「じゃあ、それで・・・」と言うしかないのです。家に帰って凹むコース確定です。

この辺りで美容師さんも「この人分かってんのかなあ」と心配になりだすのでしょう、普段はどんなケアしてますかと地雷を踏んでくる。

ケアなんて立派なことしてませんよ。嘘ついたってプロの目にはバレてんだろうから言えるはずもなく。もうこの時点で7割傷心な私に

「今日はお仕事、お休みですか~?」「お仕事何されてるんですか~?」

「今日はこの後、どちらへいかれるんですか~?」「お休みの日ってどうされてますか~?」と地雷どころかグレネートランチャーブッ放されてる気分で、撃沈してしまいます。平日昼間、手には指輪もなし。察して下さい。よろしくお願いします!(サマーウォーズ面白かったね)

もちろん親身に相談に乗ってくれる店員さんもいるし、そろそろ固定のお店を作りたいし担当さんもついて欲しい。だけど

やっぱり怖いんだよねえ。また「この髪型にできませんけど、いいですか?」って言われるのが。