ましろ blog

~自己完結型ADHD人間の生態と備忘録~

して欲しかったことがあふれてくる。

子供の頃の夢を見た。私は両親が好きではなかった。虐められていると思っていた。10歳で死にたいと思った。私の発達障害の事を、両親は結局知らないままここまで来てしまった。まあ、判った所で何かフォローしてくれる訳ではない。

穀潰しだとか金が勿体無いとかお前は誰にも必要されないとか呪いのような言葉を浴びせられて、私に自己肯定感なんて育つはずがなかった。

先日のカウンセリングで、調子が悪くなったのは飾りつけを喜んでもらえなかったことだと思う、という話をした。カウンセラーは飾りつけはちょっと時期も早かったから皆ピンと来てなかったのかも?と言った。そうじゃなくて、そういう事じゃなくて、人に受け入れられなかったって感じたことが一番ダメージなんだけど、分かってもらえなかったみたいだった。

話していて、涙が止まらなかった。何でこんな事で、と思われても、受け入れられない、と感じた時に、今までの辛かった気持ちが一気に噴出してしまう。普段感情が出ない分、こういう時にまとめて来てるかんじだ。

愛されたかったなあと思う。独身で、恋人もいない、友達もいない。ネットで繋がってる人が少し。私はギリギリで生かされてる気がする。

愛されたかったなあ。大事な存在なんだよって言って欲しかった。でも実際そう思ってないから親は言わなかったんだろう。いじめられてると相談した時に、父親に怒られるから言うなと口封じしないで欲しかった。

自分の体を大事にする事を教えて欲しかった。友達の話を聞いてほしかった。

好きな料理を知って欲しかった。寒い日にはマフラーを巻いて欲しかった。学校の帰り道にきれいな花が咲いてたことに「だから何」って返さないで聞いてほしかった。父親から理不尽に怒鳴られるのを庇って欲しかった。「あんたは父親そっくりだ」「お前は母親そっくりだ」と責めないで欲しかった。あからさまにきょうだいと比べて劣ってると怒らないで欲しかった。怪我をした時、心配して欲しかった。お金がかかる!と怒らないで欲しかった。病院に連れて行って欲しかった。物がなくなったら真っ先に私を怒鳴るのを止めてほしかった。お前以外誰もそんな事しない!と決め付けて、結局違ったのに、お前の日頃の態度が悪いとか言わないで欲しかった。謝ってほしかった。お前は誰にも相手にされない、馬鹿だから、どうしようもない、一生一人だ、って呪いをかけないで欲しかった。愛されたかった。でも、愛されなかった。もう私の事を大事にしてくれる人なんていないような気がする。

こんな私だから騙される。カモにされて、いいように扱われて、捨てられる。でも、しょうがないんだ私はこんなだから、と思ってしまう自分がいる。

自分を受け入れたい。他人に必要とされることでしか価値がないと思う自分を捨てたい。ひとりでも生きていけるようになりたい。辛い。