ましろ blog

~自己完結型ADHD人間の生態と備忘録~

過食さえなければ。宝くじに当たるより痩せた体が欲しい。

普段は職場と家の往復にスーパーくらいしか行かない私だけど、今日は作業所の皆で買い物に出かけた。ショッピングモールに入る。クリスマスだからか、平日なのに人で溢れていた。人ごみが苦手な私はしばらくどの店を回るか考えていた。

目の前を通り過ぎる女性、若い女性達に目が行った。服装は似たり寄ったりだけど、とにかくみんな細い。棒っきれのような足でブーツが中で浮いてるような人もいる。

もう、みんな、もれなくガリガリなのだった。なんだこれ、と思った。

私が普段見てるのは私と世代が同じか、それ以上で、普通体型と思っていたけど

今私が見ている女性たちはどう見積もっても「マイナス」に見える。

OLの小さいお弁当のサイズで三食食べているんじゃないかって気がする。

異常に見えた。いや、2Lや3Lサイズの私が異常なんだけど、実際は。

ダイエットはしてる、いつでも。ここでもあれこれと書いてる。4キロ落とした、とか書いてる。それはどこへ消えるのか?それは過食によって消えていくのだった。

私は吐かないタイプなので、拒食症ではなく、過食症だ。「吐かないならまだマシ」と拒食症患者の子に言われたことがあった(入院中)。

しかし、過食もまた辛い。太りたくないからダイエットをしてても、外的ストレスでスイッチが入ると、自制がきかない。せっかくこつこつと落としてきたんだから・・・という心の声はかき消される。食べないとおかしくなる!という脅迫的な思念のもと、冷蔵庫をあさり、何でもいいからお腹が一杯になるまで食べる。

何でもいいというのは語弊があるか。高カロリーなもの、が正しい。それが揚げ物でも甘いものでも、ジャンクでも、そこは何でもいい。とにかくカロリーを取り捲る。

そしてあっという間にリバウンド。加えて加齢のせいでますます落としにくくなる贅肉。ニットを着れば鏡餅になる。ジャケットを着れば袖すら通らない。

「何だったら入るの?もう服を選べない。」大きいサイズの服も売ってるのは知ってる。

でも怖くてそこには踏み込めないのだった。もうだめなの?あのデッカイ服でないと、私は妊婦に間違われる?あの2Lの服の布面積見た?私は萎縮してしまった。

太っているということは罪だ。過食は悪魔だ。自制心が効かない人間だと周知して回ってるようなもんで。お店のどの洋服も私には入らないんだと思うと

生きていることすら辛くなってきてしまったのだった。

なんでこんなことクリスマスに書いてるんだろう。

痩せたい。過食さえなければ。