ましろ blog

~自己完結型ADHD人間の生態と備忘録~

美人と私

美人は最近、店の社員教育にも熱心だ。バイトに入って一ヶ月、新人なのが嘘のように登りつめて、店はほぼ彼女の手中におさまった模様。今日は店のカウンターに美人手書きの注意書きを発見した。客への声掛けの内容まで一字一句書かれている。

私の仕事もそのうち美人から指摘が入るのだろうな。ちょっと、というか、かなりうんざりしている。張り切るのは構わないし店主が容認している以上口を出す気ももちろんないが、やりすぎだろ、とは思っている。これは私は店主に責任があると思っている。美人に丸投げしているから、「店のやり方」ではなく「美人のやり方」で店が変わっていっているのだ。連絡帳に「フォローありがとうございます、私も早く手順を覚えたいと思います・・・」と書いた後に「ところでここはこのようにしましょう」とさらりと付け足す美人。うわぁ~、って思うのは私だけではないだろうと思うのだが。そのかわり、美人は誰よりも働いているので、誰も何も言えない。この付け入る隙のなさも、完璧。

でも、美人と仕事一緒にしてる人達はどういう心境なのだろうなあ・・・といらぬ心配をしてしまう。彼女達は数ヶ月前にバイトで入ってきて、やっと店のやり方にも慣れてきて、顔馴染みのお客さんもできた頃だろうと思う(ちなみに半年勤めてる私が一番の古株になっていた)。

今日、久しぶりに美人以外の店員に会った。心なしか元気がなかったように見えた。彼女は雑貨や小物が好きで、時々お店に飾っていたりもしたのだけど、今のところいくつか無くなっていた。指導が入ったのだろうか・・・。