ましろ blog

~自己完結型ADHD人間の生態と備忘録~

オバチャンという事実を盾にして仕事をしている

職場の同期Aさんが、小袋に安全ピンを八つ入れて閉じる、という単調な作業をしていた時、私に「早く作業するコツを教えて下さい」と聞いてきた。私はいつも人に教えてもらう側だったので、アドバイスとかどうしたらいいか分からず焦り、とりあえず「どんな風にされてますか?」と聞いてから言う事を考えることにした。これが良かった。最近は会話の切り返しがちょっとずつ上手くなってる気がする。これは四月からの勤務に関係してるんだと思う。会社にはかなりの人数が働いている。それも関係ないだろうなーどうせ地下室でシュレッダーとか雑務なんだしなーと思ってたら、毎日あちこちで人と話す必要があって、個人で交渉やお願いは当たり前な環境だった。バイト時代は一人で作業、居ても店主と美人くらいのものだったのにこの変わりよう。しかし私も歳を取ってる分経験値も溜まったようで面の皮も厚くなってきた。新人さんもあちこちで見かけるので「ああ、仲間もいるからきっと失敗しても分かってもらえる」と思い習うより慣れろでこの数日を過ごしている。

そして自分の適応具合にちょっと驚いている。ビビってはいるけど、その場をこなす事に気を取られているのか緊張はさほどなかったりする。逓送では沢山の人が同時に作業していて慌ただしいのだけど、私は緊張してなかった。もしかしたら、人が多すぎて「私ひとりくらいおかしい動きしててもバレんだろう」という気持ちがあるのかもしれない。開き直って作業していたら、新人さんらしき人に仕事の質問をされたり、事務員さんにも新人とバレてなかった様子だった。上出来(笑)。

そしてここで出来た気持ちの余裕が仕事を円滑にするという好循環に入っている気がする。余裕って大事。昔の私だったら、人が多すぎってところだけで萎縮してしまっていた。この辺は同期のAさんを見て色々思うことがあったので、また書こうと思う。