ましろ blog

~自己完結型ADHD人間の生態と備忘録~

バイト先にて

今日は色んなタイプの女性と会うな。しかも私は大変なダメージを背負って帰ってきてこれを書いている。

バイト先での仕事は安泰、と思っていた。体調崩して休んでしまった後だったけど、店主はかなり心配してくれていた。今日は予約客がいるので忙しいんだ、と話していた。私はいつものように自分のペースで作業をしていた。

途中で、派手な美人が登場した。よろしくおねがいしまーす、と声をかけられた。何が起きたのかわからない。店主の方を見たが、私の動揺には気づいてもらえなかったようだった。何を説明するでもなく、紹介もなく、店主は「あ~ユミちゃんごめんねえ、今日はよろしくね~」と店内を案内し始めた。

ああ、今日は忙しいから手伝いに人を呼んだのかな・・・その辺りだろう。多分この美人はどこかのお店に出ていて、店主とは顔見知りで、二人の内で話が決まっていたんだろう。にしても、私にとっては突然来た人に変わりはない。

店主よ、そこは事前に説明しとくべきだろう!いくら私と美人の仕事が被らないからといって、スルーしとくのは本当に大雑把だと私は思う。

男性はこれだから・・・みたいな事は言いたくないが、女性、特に女性同士というのは自分の立ち位置をはっきりしておかないと後々悶着が起きるものなのだ。ファーストコンタクトで力関係が八割方決まるとか、その辺をわかってない男性は本当に多いと思う。

それで、私は美人をこそこそと避けながら作業を開始した。私は一人で作業するのが向いていると思って今のバイトも始めたのだ。

美人はハキハキと動き、よく喋り、堂々としていた。でも、店主のスルーによって立ち位置が不安定な為か、ピリピリしているようにも取れた。

会話はなく、お互い自分の仕事をこなしていた。

私が先に作業が終わるので、帰れるとなったときはほっとした。店主にあいさつをして、美人の前を通る時にお先に失礼します、と声をかけた。

美人はがっちり固まった笑顔で睨みながらオツカレサマデシター!!と大声で返事してきた。怖かった。

笑顔で睨むというのは、わかる人にはわかると思う。できる人がいるんだこれが。美人からすれば、この女(私)がどのスタンスにいるのか掴みきれずに苛々する!というような印象を受けた。ちょっと前に流行った「マウンティング女子」ってやつなのかもしれない。取るに足らない存在っぽいのは分かってるけど一応かましとくか、というような。

想像?考えすぎ?いやいやいや。あるんだな。女ってのはそういうのが、往々にして。成人しても社会人になっても「気に入らない」って理由で仕事の生産性を下げるような事を平気でしてくるし、そういう人を見てきたもの。

それにしても、美人の張付いた笑顔は怖かった。

私はそれこそ何にもして無いし、ただいつも通りにしてただけだったのに、

もう店の中は美人が場を制していた、そういうオーラが出てた。もちろん出してるんだろうけど。それに当てられて傷ついて帰ってきた、という話。